さいごのひ

無限開關( スキマスイッチ ) さいごのひ歌詞
1.さいごのひ

作詞:大橋卓彌/常田真太郎
作曲:大橋卓彌/常田真太郎

搖れる 搖れている か弱く燃えている
巡る 巡っている 僕を取り卷くモノ
先週末から鳴らない電話
持ち主が一人減ったテ一ブル
つけっぱなしのテレビはまた
子供が犧牲になったという
あぁ なぜ 僕は君と出會ったの?
この世に生まれた時には
名前すらなかったのに
君を呼ぶ聲 いつしか口癖になっていた
暮れていく夕闇が 愛の影を躊躇なく消していく

摑める 摑めない 愛情に實體(かたち)は無い
だけどどうにも忘れられない 安らぎと溫もり
人の命は儚くて それ以上に心なんて脆い
だからこそ僕らはきっと
希望にしがみついて生きている
今日も 昨日より 君を想ったよ
言葉はありきたりでも 迂めた願いは 確か
暗がりの中浮かべた 痛みと 記憶は
美しく色をつけながら 思い出にすりかわる

カ一ペットの上 橫になって目をつむり
それでも手を伸ばして
あの暖かい光にまだ觸れようとする
さいごのひが消える時に人は
いったい何色の世界を見て 誰を想うの?

どうして僕には、君しかいないんだろう
あぁ なぜ 僕らはこうして出會ったの?
この世が終わってく時には
君に 呼びかけて欲しいのに
明日は 今日より昨日より 君を想うよ
照らすものは何一つ無くたって きっと ずっと
君だけを探している


2.電話キ

作詞:大橋卓彌/常田真太郎
作曲:大橋卓彌/常田真太郎

不安定な欲求 遲れてくる新聞
僕はいつももどかしく見ているよ
東京の朝を迎えた
特に思うことは何もなかった
愛のある生活 愛のない生活
子供心 大人びた言葉
とりとめのない物が僕の暮らしを彩っているらしい
君にも電話で教えてあげよう

關係ない騷音 意味のある風景
それら全て それらだけが全てで
ありがたく暮らして
一人驚き 嘆きながら眠って
燈し火一つともして憂いない生活
素晴らしくも「よくある」人生
いい加減に思う事が實は一番難しいのに
君にも電話で教えてあげよう

「最近あまり字を書かなくなりました。
あのビルは、まだそびえていますか?」

愛のある生活 愛のない生活
さびた蛇口 うるさい洗濯キ
…必要のあるものが僕の暮らしを支えているらしい
君にも電話で教えてあげよう